プレゼンテーション研究所所長を任命されました奥部諒と申します。プレゼンテーション研究所では2019年11月を始め月として【定期配信】と【研究】を行なっていきます。研究所のメンバーのプロフィールは私のを含めて以前投稿されている記事を読んでいただき、この記事ではプレゼンテーション研究所の目的や先に挙げた【定期配信】と【研究】について今後の予定を共有できればと思います。
目次
・プレゼンテーション研究所の目的
・定期配信について
・研究活動について
・最後に
プレゼンテーション研究所の目的
「プレゼンテーション研究所(以下、PAL)」は一般社団法人プレゼンテーション協会(以下、PA)に設置された研究所で、主にプレゼンテーションという行為全般に対して可能な限り客観的で汎用性のある知見を共有、発見、開発するために設立されました。ご存知の通り、プレゼンテーションは「ひとがひとへ何かを伝える行為」です。
(プレゼンテーション協会ではこの「何か」を「念い」としています)
プレゼンテーションという言葉が日本に入ってきたのはここ数十年の話ですが、この行為自体は紀元前から続いており多くの偉人賢人がどうすれば言説を用いて人を説得できるか、正しくコミュニケーションが取れるか、言いたいことが伝わるかということを探求してきています。そして、現在「プレゼンテーション」という言葉、行為は一般的になり、企業人を中心として多くの方が必要としていると同時に、その難しさに頭を抱えています。
もちろん、書店に行けば多くの「プレゼンテーション」の文字が入った書籍を手に入れることができます。しかし、それらは「誰かの経験」に基づいており、必ずしもみなさんに最適なわけではありません。(もちろん、素晴らしい価値のある知見ではありますが)PALは可能な限り属人的にならない客観的な知見の共有とその発見を行なっていきます。その活動は今後も必要に応じて変更、拡大をしていきますが現在の活動内容は先に挙げた「定期配信」と「研究活動」の2つになります。詳細については以下で説明しております。
定期配信について
PALではプレゼンテーションに関する内容を含んだ記事を定期配信していきます。
内容については基本的に会員企業様及び個人会員様限定で閲覧が可能となっております。
*記事内容によっては全文を一般公開する場合もあります。配信内容についてはオリジナルコンテンツ(対談、インタビュー、分析レポート等)、キュレーション記事などを予定しており、直近の投稿予定は以下に記載しております。
配信予定
11月:キックオフレポート(当記事)
12月:キュレーション記事 プレゼンテーション関連記事まとめ
1月:プレゼンテーションサポートツール ハード編(インタビュー記事)
その他にも会員の皆様からのご要望もお待ちしておりますので、プレゼンテーション関連でこんな情報が知りたい、調べて欲しい、分析してほしい等ございましたら事務局までご連絡お願い致します。
研究活動について
PALでは定期配信以外の主な活動として「研究活動」を行なっていきます。研究活動の主な目的は、これまで社会科学の領域で語られてきたプレゼンテーションやスピーチに新たなエッセンスとしてテクノロジーを加えることでプレゼンテーションの評価や習得、改善をしようというものです。
プレゼンテーションにはこれといった答え、正解があるわけではありません。それゆえ習得に時間がかかったり、効果的な習熟プログラムの開発が難しかったりしているのが現状です。
また、プレゼンテーションがどのように、どの程度意思決定に影響を与えるのかも評価が難しいところです。
これらを可能な限り定量評価するためにテクノロジーがどう寄与できるかということを探求、実験、検証していきます。
こちらの活動については年間計画で行い主な成果、報告すべき事項が発生した場合にのみ配信を行いたいと思います。ご理解いただけるとは思いますが、こちらは定期的に結果を出せるものではありませんし、継続的に行うには人員や資金なども考えないわけにはいきません。
是非当分野における研究、探求に興味関心のある方々には参画していただきたいと思っております。
少しでもご興味がある場合は是非お声がけください。
最後に
PALはPAの一部門ではありますが、別途支援枠や協力枠を設け、プレゼンテーション研究を共に行なっていただける企業様、個人会員様を募集致します。PAに参画頂いている方々にとっては周知のことだとは思いますが、プレゼンテーションは今後ますます重要になってきます。しかし、残念ながら多くの方が苦手意識を持っています。
PAはそのような方々が少しでもそれぞれの「念い」を伝えるために設立され、そしてPALは少しでも多くの方がそれぞれの「念い」を伝えるために必要な情報であったり方法を探求し研究し、開発する場所です。これまで誰も行なっていなかった部分にチャレンジするためには多くの方の協力が不可欠です。
是非ご協力ください。
是非ご協力ください。
プレゼンテーション研究所 所長
奥部諒