
12月の特別対談「伝える×伝える」
美しく生きる〜ウェルビーイング・ライフデザインのこれまでとこれから
ウェルビーイング研究にご夫妻で取り組まれている
前野隆司先生(武蔵野大学ウェルビーイング学部長・慶應義塾大学名誉教授)と奥様のマドカさん(EVOL株式会社 代表取締役CEO)
にお話いただきます。
前野隆司先生は言わずと知れた日本のウェルビーイングの研究の第一人者ですが、キャリアのスタートはキャノンでの超音波モータの研究でした。技術者海外留学制度でカリフォルニア大学バークレー校に留学されていた時にマドカさんと出会われました。
結婚後に、前野先生は慶応義塾大学の理工学部の教員となりました。企業内での研究者から大学の教員に転身したことで、すぐに役立つ研究よりも未来を創るような研究をしたいと思うようになり、ロボットの研究に着手されました。触覚研究・心の研究と進んでいくうちに、「心はどうあるべきか」という答えをみつけるため、幸福学の研究を始められ、幸せの四つの因子(やってみよう・ありがとう・なんとかなる・ありのままに)という幸福学の基本要素を見出してこられました。ウェルビーイングそしてイノベーション教育に注力しつつ、政府や企業へウェルビーイングの視点からのアドバイスや講演を行う活動もされてきています。
奥様のマドカさんは息子さん・娘さんの小学校のPTA活動に8年間携わり、最後の1年は会長を務め、日本PTA全国協議会会長賞を受賞されています。その後幸福学の研究を始められて、全国の自治体・企業や学校などで講演や研修をされています。お二人とも研究論文のみならず、書籍としての著作も多数出されていらっしゃいます。
お仕事だけでも多忙なお二人ですが、ご夫妻で主宰する研究会やコミュニティ活動のほか、写真や書道、歌、絵、マラソンなどいろんな活動を積極的にされています。
本セッション前半の講演では、
そんなお二人だからこその視点で、ご自身の歩みを振り返りつつ、未来を見据えてウェルビーイング・ライブデザインについて語っていただきます!
後半は、オフィシャルパートナーの 森本千賀子さん、協会代表理事の 前田鎌利さん も加わり鼎談形式で内容を深掘りします。参加者からの質問に直接お答えいただく時間もご用意しています。
日本のウェルビーイング界をリードする前野夫妻から、ウェルビーイングの最先端の情報を聴けるだけでなく、お二人に直接質問もできてしまう貴重な機会となります。どうぞお見逃しなく!
開催概要
| 日時 | 2025年12月8日(月) 19:30~21:00 |
| 参加対象 | プレゼンテーション協会 法人会員・個人会員 / 非会員 |
| 参加費 | 会員企業・個人会員:無料 非会員企業・非会員:有料(1,000円) |
| 参加方法 | peatixにてお申込みください。詳しくはこちら |
| タイムライン | 【19:25】開場 【19:30】開始 【19:30】プレゼンテーション協会 説明 【19:35】前野夫妻ご講演 【20:05】前野夫妻・森本氏・前田のトークセッション 【20:35】質疑応答 【20:50】次回プレゼンテーション協会ご案内 【20:55】写真撮影 【21:00】終了 ※最大21:30まで |
| 開催場所 | <オンライン>ZOOM |
登壇者プロフィール

前野 隆司 / まえの たかし
武蔵野大学ウェルビーイング学部長
慶應義塾大学名誉教授
1984年東京工業大学(現東京科学大学)卒業、1986年同大学修士課程修了。キヤノン株式会社、カリフォルニア大学バークレー校訪問研究員、慶應義塾大学教授、ハーバード大学訪問教授等を経て、武蔵野大学ウェルビーイング学部長、慶應義塾大学名誉教授。博士(工学)。著書に、『ディストピア禍の新・幸福論』(2022年)、『ウェルビーイング』(2022年)、『幸せな職場の経営学』(2019年)、『幸せのメカニズム』(2013年)、『脳はなぜ「心」を作ったのか』(2004年)など多数。日本機械学会賞(論文)(1999年)、日本ロボット学会論文賞(2003年)、日本バーチャルリアリティー学会論文賞(2007年)などを受賞。専門は、幸福学、イノベーション教育、システムデザイン・マネジメント学など。

前野 マドカ / まえの まどか
EVOL株式会社代表取締役CEO
武蔵野大学ウェルビーイング学部客員教授
一般社団法人ウェルビーイングデザイン理事
幸せを広めるワークショップ、コンサルティング、研修活動及びフレームワーク研究・事業展開、執筆活動を行っている。システムデザイン・マネジメント学、幸福学の研究者である前野隆司の妻。二児の母。
著書:『仕事も人生もスーッと整う 幸せになる練習。ウェルビーイング73の行動リスト』(すばる舎、2024年)、『きみだけの幸せって、なんだろう? 10才から考えるウェルビーイング』(WAVE出版、2024年)、『幸せなチームが結果を出す ウェルビーイング・マネジメント7か条』(日経BP、2023年)、『ウェルビーイング』(日経文庫、2022年)

前田 鎌利(まえだ かまり)
プレゼンテーションクリエイター・書家
一般社団法人 プレゼンテーション協会 代表理事
株式会社 固 代表取締役
一般社団法人 継未 代表理事
1973年福井県生まれ。
東京学芸大学卒業後、光通信、ジェイフォン、ボーダフォン、ソフトバンクモバイル株式会社(現ソフトバンク株式会社)と17年にわたり通信事業に従事。
2010年にソフトバンクグループの後継者育成機関であるソフトバンクアカデミア第1 期生に選考され、初年度第1位を獲得。
孫社長が行うプレゼン資料作成にも参画。
ソフトバンク子会社取締役や、ソフトバンク社内認定講師(プレゼンテーション)として活躍したのち、2013年12月にソフトバンクを退社。
独立後、『社内プレゼンの資料作成術』『社外プレゼンの資料作成術』(ダイヤモンド社)を刊行して、ビジネス・プレゼンの定番書としてベストセラーとなる。
ソフトバンク、ヤフーをはじめとする通信各社、教育関係企業・団体のほか、鉄道事業社、総合商社、自動車メーカー、飲料メーカー、医療研究・開発・製造会社など、多方面にわたり年間200社を超える企業においてプレゼン研修・講演、資料作成、コンサルティングなどを行う。
著書「社内プレゼンの資料作成術」「社外プレゼンの資料作成術」「プレゼン資料の図解化大全」(ダイヤモンド社)は累計50万部を超える。

森本 千賀子(もりもと ちかこ)
株式会社morich 代表取締役
プレゼンテーション協会 オフィシャルパートナー
1970年生まれ。獨協大学外国語学部英語学科卒業後、1993年現リクルートキャリア入社。ベンチャー~大手上場企業まで多くの経営者との強いリレーションをべ―スに採用~組織課題を全方位にソリューションすることが強み。
新人にして全社MVPを皮切りに30数回の受賞を経験。2012年NHK「プロフェッショナル~仕事の流儀~」出演。2017年3月、株式会社morich設立、NPO理事、社外役員・顧問などパラレルキャリアを体現、さらに活動領域を広げる。
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